雑学

ペンギン!しもやけにならない理由とは?

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しもやけは寒さで血行が悪くなるときに起こります。
本来、血管が拡張したり収縮したりしながら血液を全身に送っています。しかし、寒いところに皮膚をさらし過ぎてしまうと、血管が拡張したままの状態になってしまい、血液の流れが滞ってしまいます。

すると、血管に血液が溜まったままの状態になってしまい、これが「腫れ」や「かゆみ」などの症状の原因になっているのです。

この状態がしもやけ。

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人間が氷の上を裸足で歩けば、しもやけになるリスクも高くなります。しかし、裸足で歩いているペンギンちゃん!「しもやけになってしまった!」という話を聞いたことがありません(笑) いったい何故だろう?



実はペンギンの構造は人間とは違う仕組みになっているのです。
なんと!太い動脈に細い静脈が絡みあっていたのです! んん? しもやけとどんな関係があるの?

心臓から送り込まれた温かい血液は太い動脈を使って足元に血液を流します。当然、足から心臓に戻る血液(静脈)は冷たくなっているはずですが・・・

しかし、動脈と静脈が絡み付いているので、血液の温度を下げない状態で心臓に返されるのです。

しもやけは血行が悪くなると発生しますが、血液の温度が下がっていないために発生しないのだそうです。

寒い地域を生き抜くペンギンちゃん。生き抜くための構造になっているのですね

 

著者出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

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