雑学

相撲!懸賞幕の数には制限があった!

この記事は約2分で読めます。

お相撲さんが勝負をする前に・・・
土俵の周りを大きな旗を持ってグルグル回る人を見かけます!皆さんは目立ちたがり屋さんなのでしょうか?

いやいや・・・(汗) でも惜しい!

あの旗の名前は懸賞幕といいます。
スポンサーの名前や商品の名前などを、お客さんにアピールするために存在します。



しかし、タダでは宣伝できません。
懸賞幕一本につき6万円を支払って宣伝しているのです。

そして、相撲に勝った力士が懸賞金をもらえるシステムとなっています。

6万円のうち、事務経費として相撲協会に5,000円を支払い、納税充当金として相撲協会が預かるお金が25,000円(引退時に返ってきます)、残りの30,000円がお相撲さんの懐に入っているのです。

一方、NHKは企業の宣伝をしてはいけない事になっています。

そこで懸賞幕がグルグル回っている時はカメラを引き、会場に響いているスポンサーの提供音を少し絞って放送しているのです。

2005年の九月場所でサプライズが起こります。
朝青龍vs栃東戦で49本もの懸賞がかけられました。

しかし、「長い時間をかけて、タラタラと懸賞幕が回っているのは、緊張感をなくしてしまう!」との批判が殺到します。

そこで、懸賞幕の数に上限を設けましょう!となり、2006年の1月場所から1つの取り組みにつき、懸賞幕は50本まで(東京場所は51本)という決まりができたのです。

懸賞幕には制限が設けられていたのですね。

著者出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました