雑学

そもそも食中毒って何ですか?

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食中毒の季節がやって参りました。

細菌は20℃~40℃が最も繁殖しやすい環境になっていますので、保冷剤などでお弁当を冷やす等の対策が必要になってくるかと思います。

昔の人は偉いんだなぁ♪
先人は「食べられるもの」と「食べられないもの」を身をもって体験してくれました。

「ふぐには毒があるぞ」
「あのキノコは食べられない!」

これらのものを食べてしまうと、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、吐いたりしてしまうんだ。 先人は身をもって体験したものを後世に伝えてくれたのです。

やがて、この毒について調べるようになるのです。

ふぐの場合、テトロドトキシンという毒を持っている事がわかりました。
海洋に存在する細菌が毒を作り出し、食物連鎖の過程の中でフグが毒が備わっている事がわかっています。

細菌学が発展すると、
さらに「サルモネラ菌を食べるとお腹を壊すぞ」などの情報がわかり、現在では95パーセント以上もの食中毒が特定されるにまで至っています。

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食中毒とは細菌やウイルス・植物や動物などに含まれる毒などが、体内に入った時に引き起こす健康被害をいいます。



〇弱点
この食中毒を引き起こす微生物には弱点が存在します。それは熱に弱い事です。細菌やウイルスが食べ物に付着しても、加熱を十分に行う事で、やっつける事ができるのです。

ハンバーグは食中毒を引き起こしやすい食べ物として知られています。それは、真ん中まで火が通りにくいので、加熱をしたつもりでも、微生物をやっつける事ができていないためです。

真ん中を少し凹ませたり、ハンバーグを半分に割る事で、火が通りやすい環境を作り出せますので、試していただければ幸いです。

追記
ふぐに毒が備わっているのは何故だろう?
フグはストレスを感じると毒を発する習性があるようです。 この毒を用いる事で自分の身を守っているのですね。

しかし、このテトロドトキシンという毒が備わっているのはフグだけなのです。何故、他の魚類はこの毒を持っていないのか? については未だにわかっていないようです。

著者出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

 

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