雑学

奈良の大仏!おでこの出っ張りはほくろではなかった

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修学旅行の定番になっているのが奈良の東大寺です。
そして東大寺大仏殿の本尊こそが東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう) いわゆる奈良の大仏です☆

私も小学校の修学旅行で対面しましたが、本当にすっっっごく大きくてびっくりしました!!!(uωu人) 生であのホクロを拝んじゃいましたよ(笑)

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え?? あれはホクロではないんですか?

実はホクロではなくて「毛」だったのです(≧Д≦ノ)ノ
長~い毛が、右回りで渦を巻いているのでホクロに見えてしまったのですね。

正式名称は「白亳」(びゃくごう)といい、奈良の大仏様だけではなく、阿弥陀如来や薬師如来にも同様のものがついています。



この「白亳」(びゃくごう)は何のためにあるのでしょうか?
大仏が誕生した752年にヒントが隠されていました。あちらこちらで疫病が流行っており、人々を大変苦しめていたそうです。

そこで聖武天皇によって建てられたのが奈良の大仏です。

この白亳(白い産毛)から光明が放たれ、苦しみを取り除き・楽しみを与えるためにつけられた!伝えられています。

ちなみに大仏の後ろにある金色のものは光背(こうはい)といいます。困っている人を助けると「後光がさしているようだ」などと表現しますが、その後光を意味しています。

奈良に行ったときはあのホクロ!
いや、白亳に注目してくださいね。

著者出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

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