雑学

150円の電車賃で風景を一日中見る方法!運賃特例とは何ですか?

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お休みの日はいかがお過ごしでしょうか?

例えば、「電車の窓から映しだされる風景を一日中ボ~と見ていたい!」 または、「冷房や暖房の効いた電車の中で一日中漫画を読みたい」 そう思っている方は必見です!


画像はJR東日本から引用

JRの運賃特例を利用すれば、
最低150円であなたの願いが叶えられるのです!

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本来の料金システムはA地点からB地点の切符を買った場合、一番適した経路(近い経路等)で電車を利用しなければいけません。

しかし、都心の電車網は複雑です。
「○○駅を経由してB地点に行きます」とわざわざ指定すると、考えが変わったときに融通がききません!

そこで、東京近郊・大阪近郊・新潟近郊では運賃計算特例というものが存在し、指定された区間に限り乗車した距離に関係なく ”最安経路で運賃計算”をしても良いとする特例です。



簡単にいうと、
A地点からB地点に行く時の電車賃が150円だとします。
しかし、A地点から大回りをして10時間かけてB地点にたどり着いたとしても150円の料金で済むのです。

JR東日本:旅客営業規則 第157条
大都市近郊区間内相互発着の普通乗車券及び普通回数乗車券(併用となるものを含む。)所持する旅客は、その区間内においては、その乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車することができる。

しかし、この運賃特例にはルールがあります。
遠回りをする際、同じ駅を二度通過すると運賃特例は適用されません。また、駅を途中下車することもできません。さらに、suicaではなく切符を購入しなければいけません。

車掌さんに尋ねられたら「遠回り中です」と堂々といってくださいね♪

著者出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

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