発達障害

反抗挑戦性障害!診断基準はありますか?

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前回、反抗挑戦性障害とは何ですか? というテーマでレポートを書かせていただきました。 思春期特有の反抗期とは違い、徹底して拒絶したり、度が過ぎる挑発を行ったりと、挑戦的な態度をとる障害です。

この障害が発展すると、行為障害に陥ってしまい、
動物に虐待をしたり、暴力をふるって服従させたりと、反社会的な行動をとるケースも存在します。 学校で子供が暴力を振るっていたり、下記の項目にあてはまる人がいた場合、障害を疑ってみたほうがよろしいかと思います。

この反抗挑戦性障害!
果たして診断基準はあるのでしょうか?

アメリカの医学者や精神科医など、会員数36,000人をほこる学会(自分の研究を発表する場)にアメリカ精神医学会というものが存在します。

この、アメリカ精神医学会が反抗挑戦性障害の診断マニュアルを公表していますのでご紹介いたします。

A,少なくとも6ヶ月持続する拒絶的、反抗的、挑戦的な行動様式で、
下記のうち4つ(またはそれ以上)が存在する。

①たびたび、かんしゃくを起こす。

②たびたび、大人と口論をする

③たびたび、大人の要求、
または規則に従うことに積極的に反抗または拒否する

④たびたび、故意に他人をいらだたせる。

⑤たびたび、自分の失敗、作法を他人のせいにする

⑥たびたび、しばしば神経過敏
または他人からイライラさせられやすい

⑦たびたび怒り、腹を立てる。

⑧たびたび、意地悪で執念深い。

「たびたび」 とは何度も繰り返すという意味です。

上記の問題行動が、その対象年齢よりも頻繁に起こる場合にのみ、基準が満たされれます。

B、その行動が、社会的、学業的、または職業的機能に著しい障害を引き起こしている。

C、その行動上の障害は、精神病性障害、または気分障害の経過中にのみ起こるものではない。

D.行為障害の基準を満たさず、またその者が18歳以上の場合、反社会性パーソナリティ障害の基準は満たさない。

Dの補足
行為障害とは幼児期から青年期に診断される精神障害の1つで、他人をいじめたり、脅迫したり、ひどいケースでは「放火」・「強盗」・「ひったくり」・「強奪」等、反社会的な動作を、繰り返して行う障害をいいます。

 

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反社会性パーソナリティ障害とは良心が欠けている。または良心がこれっぽっちもない障害をいいます。「人を騙す」・「一貫して無責任」・「自分や他人の身の安全をまったく考えない」などです。

この学会の定義では、
「ここまで満たしてしまった場合は、反抗挑戦性障害ではなく、行為障害や反社会性パーソナリティ障害にあてはまりますよ。」 といえるようです。

著者 出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

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