雑学

AED!心臓が正常に動くのは何故?

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今回の雑学はお世話になるかもしれないAEDについてです。

なんと!
AEDは停止している心臓には効果がないのです。

心臓が痙攣している為に、
血液を全身に送れない状態の時に役立つアイテムなのです。

AEDはこの痙攣した心臓を電気の力を借りて、
いったん停止させる役割があるのです。



つまりAEDは心臓を停止させるために存在しているのです。

人間の心臓はいったん停止すると、再び正常な動きをする特徴をもっています。よって心臓に力が残っていれば再び正常に動き出す!

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このような人間のメカニズムを応用しているのがAEDなのです。

写真をご覧ください。


画像は尾張旭市のHPから引用

パットを貼り付ける場所はそれぞれのAED製造会社の指示に従う事になりますが、ほぼ右肩と左の横腹にパットを張り付ける事になります。

この間に心臓があるからです。

つまり心臓にショックを与える事で心臓をあえて停止させていたのです。よって、胸と背中にパットを貼っても心臓を挟めば大丈夫です。

AEDのポイントを簡単に書いてみます。
〇正常に動いている心臓や停止している心臓には反応しない。
〇使用時、金属製品を全て取り外す。
〇パットを張る部分に汗が付着していたら拭き取る。
〇胸毛などでうまくパットが貼れない時は剃る
〇解析中・ショック中は体に触れない!感電する可能性がある為

などがあります。

AEDが開発されたのは20世紀の半ば頃です。
当時、心臓の痙攣(心室細動)が起きた時、電気ショックを起こせば再び心臓が正常に動く事がわかっていました。

これを応用したのがAEDということになります。

Q子供にもAEDを使うことはできますか?

現在AEDは大人用と子供用があります。
大人用は8歳以上もしくは、体重が25㎏以上。
子供用は1歳以上8歳未満と定められています。

しかし子供用が無い時、
または年齢や体重が判らない時は成人用のAEDを使用する事になります。

身近に存在する命を救ってあげてくださいね。

著者出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

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