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鉄道車両の集電装置ってどれくらい種類があるの?

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鉄道車両には当たり前だが、集電装置が付いている。車体の屋根上についていたり、台車の車輪付近に付いていたりと位置は車両や鉄道会社によって様々だが大半の鉄道車両には集電装置が付いている。その集電装置にはどれくらい種類があるのか早速紹介していこうと思う。

 

トロリーポール…トロリーポールは路面電車やトロリーバス(電車の一種)に装着され架線に接触させて集電する装置。終点などで車両の進行方向が変わるときは乗務員がトロリーポールの向きを変える必要があった。

ビューゲル…ビューゲルはかつて日本の路面電車によく使われていた集電装置の一種。架線に摺り板を密着させて架線で擦りながら集電する装置。Y字型ビューゲルというものもある。

パンタグラフ…集電装置の一種でパンタグラフはトロリーポールやビューゲルのように架線を斜めに押し上げるのではなく、真上に押し上げる様に改良した集電装置。これにより、現在の鉄道路線は高速運転が可能になっている。以下にパンタグラフの種類を記していく。

菱形パンタグラフ…最も古く、一般的な構造のもので形状と動作が絵を拡大・縮小して描くことが可能なパンタグラフ(写図器)に似ていたことからこのタイプの集電装置を「パンタグラフ」(集電装置)と呼ぶようになった。名前に「菱形」と付いているが正確に言うと五角形である。乗客が乗る電車の他に電気機関車、とても珍しい例だと客車に搭載している事がある。

下枠交差型パンタグラフ…菱形の下枠を交差させることで、作用高さを損なうことなく(集電舟の可動範囲を狭めることなく)上枠を小型化でき、それによる軽量化で架線追従性の向上を図ったもの。菱形パンタグラフと同様に電気機関車が搭載している事がある。

出典:ウィキペディア

Z型・シングルアーム型…空気抵抗を減らすために少ないパーツ数で構成されるパンタグラフ。横からみると「く」の形をしている。

T型…JR東海道新幹線・山陽新幹線で走っていた500系に採用されていた構造の物。とても珍しい形をしていたが、東海道新幹線から撤退し、山陽新幹線で営業運転を開始したときに新幹線車両用の下枠が極端に短いシングルアーム型パンタグラフに換装された。

鉄道車両の集電装置っていっぱい種類がありますねぇ(笑)

..φ(・ω・*)ナルホドナ シュルイガイッパイアッテオモシロイナ

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